(株)ダンゴネット開発部のブログです。賃貸名人・アイ・キャン賃貸・エキスパート賃貸・仲介名人の開発秘話から最新情報まで、開発部ならではの情報をお届けします。
ローカル型 | 社内のサーバPCやクライアントPCにデータベースやプログラムをインストールする形態。オンプレミス型と表現されることもある。 |
クラウド型 | インターネット上のサーバにデータベースやプログラムがあり、ユーザーはWEBブラウザを用いてデータへのアクセスやデータ処理の指示を行う形態。 |
ローカル型 | 一般に Windows OS が搭載されたパソコンで動作する。 |
クラウド型 | メーカーが各OSのブラウザに広く対応していれば多様な環境で動作する。 |
ローカル型 | ユーザーはデータベースや資料ファイル(PDF等)の所有権を有する。つまりソフトの使用を止めたり他社製品に乗り換えたりするときにそれまで蓄積したデータを活用することができる。 社内にデータベースがあるので自由にバックアップをとったり、ある地点にデータを巻き戻したりすることができる。例えばミスが怖い処理をする前に念のためバックアップを取っておくなど。 通信にインターネットを経由せず、そしてそれよりも各ユーザーに割り当てられるリソースが大きいのでレスポンス(応答)が早い。 画像やPDF等のファイル容量を気にせずにどんどん登録することができる。 アプリケーションのカスタマイズやデータベースの拡張が容易である。 |
クラウド型 | データがインターネットのサーバー上にあるのでスマホ等のモバイル環境を用いて外出先からでも使うことができる。また自宅のパソコンからもログインできる。 PC環境に依存しないので様々なプラットフォームで動作する。Windows・iOS・Android等を搭載した様々な環境(パソコン、タブレット、スマホ)で用いることができる。 サーバ側でアップデートをするので端末側ではバージョンアップやバグフィックス作業を要さない。常に最新の状態でサービスが提供される。 サーバ等の購入や保守を自社で行う必要が無く初期コストがずっと安い。 サーバからの情報流出事故やデータ故障事故等の管理ミスをサービス会社に責任転嫁することができる。 |
ローカル型(オンプレミス型)の賃貸管理ソフトは自社環境にインストールするのでソフトのレスポンスがよく、またデータやファイルが自社環境にあるので解約をしても使うことができます。このため他社ソフトへの移行も含めて情報やノウハウを自社に蓄積することが可能です。
ただし、自社でサーバ等を用意したり保守を行ったりする必要があるため、初期費用がかかる上それらのメンテナンスも自社で行う必要があります。この保守を怠って、例えばデータのバックアップが滞ったりすると不意のサーバ故障で数年分のデータやファイルを失う恐れがあり、これもリスクといえます。
クラウド型の賃貸管理ソフトは外出先でも使えることが最大の利点と言えます。特にフットワークが軽く出先で管理データを参照したいユーザー様ではクラウドでないとダメという方もいらっしゃいます。また、クラウド型ならば面倒なサーバの管理等を要さずに契約をすれば気軽に使うことができます。バージョンアップや不具合修正も速やかに行われます。次に懸念点を挙げると、解約をするとソフトを使用することができなくなり、そのときには管理ソフトに登録したデータやファイルをリレーションを伴って出力することができないことが普通で、このため他社ソフトに移行するとしてもそれまでのデータの蓄積が途絶えてしまうということが考えられます。
更新日時 : 2016年03月25日 | この記事へのリンク :
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