株式会社ダンゴネット 開発部のブログ

(株)ダンゴネット開発部のブログです。賃貸名人・アイ・キャン賃貸・エキスパート賃貸・仲介名人の開発秘話から最新情報まで、開発部ならではの情報をお届けします。

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Microsoft Surface と賃貸名人

Microsoft Surface はモバイル端末として人気がある優れたデザインのPCです。Surface には高性能なデスクノートタイプやモニタ一体型のデスクトップタイプもあるので“モバイル端末”というのは正しい表現ではありませんが、(現時点では)一般に Surface というと小型のモバイル端末を指すことがほとんどです。

さて、賃貸名人をこの Surface で使いたいというお声をいただいたり、または既に Surface をご利用のお客様が賃貸名人を注文してくださったりすることがあります。

「賃貸名人は Surface に対応しているのか?」というご質問に対して感じ悪く杓子定規に回答するならば、規格化されたPC上でプラットフォームとして Windows(ARM版を除く) が動作する訳ですから「賃貸名人は Windows(ARM版を除く) に対応しています。従って特定の製品名である Microsoft Surface や DELL OptiPlex 等、世に多数存在するメーカーのパソコンに対して個別に対応を謳うことはありません。」と言えるかも知れせん。

※ARM版 Windows とはスマホやタブレットに搭載されるARMアーキテクチャCPUで動作する軽量 Windows の事です。

ただし、そんな答え方をしたらお客様はAirペイのCMのように「じゃあいいですぅー」と離れてしまうだけでしょうから真面目に回答すると、

  • ARM版ではない通常の Windows 10 Home や Windows 10 Pro がインストールされた Surface(要は普通の Surface)であれば賃貸名人は動作します。
  • ただし賃貸名人は高解像度モニタ環境下で全体がスケーリングしないので、モバイルタイプの Surface では画面のバランスが崩れます。若くて近くを見る事に苦がない人ならば大丈夫でしょう。そうでない方は多分ストレスを感じます。
  • そして後者のスケーリングの問題はモバイル Surface に限らず同様のコンセプトのNPC全般で起こります。現在は小型4Kモニターが急速に一般化したため以前に投稿したこの問題が浮上してしまったわけです。
ここまでは Surface と賃貸名人の組み合わせにネガティブな投稿をいたしました。ただ、現在開発中の『賃貸名人+』では懸案だったこのスケーリングの問題が解決できる見通しです。


以上を分かり易くまとめます。

  • モバイル Surface のモニターは小さい。
  • 小さいのにモニターの解像度が高い(粒度が細かい)=高級なモニターである。
  • その場合、アプリの表示がかなり小さくなる。=見難い。
  • だから Windows にはモニターサイズに応じてアプリをズームする機能がある。=見易い。
ところが
  • 賃貸名人では Windows のズーム機能に完全対応できていない。
  • チェックボックスやボタンがズームされない。=そこは見難いまま。
ただし
  • 目下開発中の『賃貸名人+』ではこのズーム機能に対応する予定です。


最後にモバイルSurface と同じ設定で取得したスクリーンショットを貼ってみます。実機ではなく仮想PCで設定のみ再現しています(ちなみに仮想PCであれば8Kモニタ環境も再現可能です)。この特大画面が10〜13インチのモニターにギュッと詰め込まれて表示されるわけです。


※画像クリックで拡大

文字は拡大されるので4K解像度+250%ズームでも見易い。また、上部の[検索する]ボタンや[マニュアル]ボタンのような画像を使わないボタンは綺麗に拡大されています。各メニューボタンや[終了]ボタンが小さいままです。


※画像クリックで拡大

このように賃貸名人の Window 自体は拡大します。入力文字サイズも拡大されるのでキーボードでの入力は容易です。ただチェックボックスや画像ボタンが拡大していないことが分かると思います。特にチェックボックスはきちんと□(チェックボックス)内にマウスカーソルの先端が入っていないと動作しませんから眼が若い人でないと相当苦労します。



Posted By Tanaka(tanaka@dangonet.co.jp

更新日時 : 2021年01月19日 | この記事へのリンク : 

『賃貸名人』のテレワーク(在宅ワーク)プランとは

根本解説シリーズの第3弾として最近お問合せを多くいただく表題の件について解説いたします。タイトルは『賃貸名人』と記しましたが『リフォーム名人』と読み替えていただいても結構です。

さてこのプランの概要はかなりシンプルであり次の2つのポイントに分けて説明させてください。

ポイント1
賃貸名人のサーバ機能を弊社が管理するオンラインサーバに設置し各端末からはインターネット経由でそのサーバに接続します。
オンラインサーバ
※画像クリックで拡大

ITに慣れた方は↑の解説だけですっかりお分かりいただけると思います。つまりこれは賃貸名人のクラウド化ではありません
クラウドはアプリケーションが不要であり普通はWEBブラウザでサーバにアクセスします。だからスマホやiPadでも動作します。これに対して賃貸名人のテレワークプランはローカルのアプリケーションを用いてオンラインのサーバにアクセスします。従ってWindowsが搭載されたパソコンでのみ動作し、アプリケーションのバージョンアップも自動ではありません。このため各資料においても(当然)クラウドという表現を用いておりせん。構成としてはWAN型(東京<=>名古屋のように複数の事務所で賃貸名人をご利用いただく場合)と全く同じです。

ポイント2
ポイント1の構成だけではインターネット経由で通信に盗聴のリスクが残ります。そこで賃貸名人サーバにアクセスするTCPの通信を暗号化します。この通信暗号化機能だけを単体で提供することはいたしませんのでご了承ください。


□特徴
賃貸名人は Windows のアプリケーションであり、上記の構成で用いる場合でもそれは変わりません。
従ってiPadやAndroid端末からアクセスすることはできず、クライアントアプリケーションをWindows PCにインストールします。
コロナパニックが終息しテレワークを終了するときには、これまで通りのローカルプランに戻すことも可能です。

●メリット
・外出先やご自宅から賃貸名人を利用することができます。
・バックアップ等のサーバ管理は弊社で行いますのでサーバPCのメンテナンスや古くなったサーバPCの買換えが不要です。
・サーバは1ライセンスにカウントされません。5ライセンスプランならば5クライアント利用できます。(ローカル運用では1サーバー4クライアント)

○デメリット
・サーバ管理費としてご費用(初期・ランニング)が発生します。
・オフィス内でのご利用と比べて通信距離や経路の影響が大きいため全体的にレスポンスが若干低下します。とりわけ通信が複数回往復する一部の処理においてはレスポンスが明確に悪くなります。(例:2年分の入金レコードの追加)
・ファイルサーバ機能は提供しておりません。画像やPDF資料をテレワークで用いるためにはオンラインストレージをご利用いただく必要があります。

▲その他
上記のことからアプリケーションとしてみればその他の特徴はローカル運用の賃貸名人と変わりません。

△情報セキュリティ
このような社会情勢ではしかたがない面もありますが在宅ワークは実はかなりのリスクを伴います。
以下については賃貸名人の特徴ではなくテレワーク自体のリスクとしてお客様自身でご考慮いただく必要があります。(もちろんご相談いただければ可能な限りのアドバイスをいたします。)

例えば、テレワークで賃貸名人をご利用のユーザー様が退職なさった場合にアカウントの削除や凍結を弊社にご依頼いただく必要があります。そうしなければ退職後もご自宅のパソコンから賃貸名人にアクセスし続けることが可能です。

退職前に家主や契約の一覧を個人パソコンにCSVデータとして吐き出していたとしたら?
退職者のパソコンや部屋を調べることなんて普通に考えたらできません。これにはアクセス権限や誓約書で事前対策する必要があります。

このように情報セキュリティでは管理的・技術的両面からリスクを低減させることを考えます。
弊社では情報セキュリティの仕組みとしてISMS(JIS Q 27001)の認証を取得しております。この認証の最大のメリットが総合的な情報セキュリティの考え方を自社に取り入れられた事でした。

情報セキュリティの認証制度であるISMSやPマークを取り入れていない企業様においては、様々な新しいリスクが生じている今こそこれを取り入れるべきだと思います。“取り入れる”というのは何も認証を受けることではありません。費用を節約して認証を取らずセキュリティ策を実践するだけでもかなり有効です。思いつきのセキュリティ策を行うのではなくJIS文書を元に総合的に取り組むことを“取り入れる”と表現いたしました。規格文書や解説本を購入しても数千円〜数万円の出費です。

ここから更に認証を取得するメリットは“それを社会にアピールできること”“外部機関の目で自社のセキュリティ実践状況を審査してもらえること”等が挙げられます。


最後に少し補足します。

■オンラインストレージについて
オンラインストレージはいずれも有償サービスですが次の2つのタイプで事例があります。
・DropBox : 各端末のローカル領域をオンラインに同期するタイプ
・GoogleDriveFileStream:オンラインストレージを各端末のストレージとしてマウントするタイプ
その他多数のオンラインストレージサービスがありますが現在弊社でテストしたのはDropBoxのみです。

逆にWebDAVを用いたネットワークドライブ接続のオンラインストレージサービスは相性が悪く賃貸名人からはアクセスできませんでした。これは賃貸名人の一部の作りが古く管理者モードで動作するためで、目下開発中の賃貸名人+では解決できそうです。

■インストールについて
インストールはお客様自身で行うことも可能ですが通常の賃貸名人よりも少し難しい作業を伴います。従ってこれまでは弊社で作業を代行してきました。

では家庭用のPCの場合はどうするか。
社員様のご自宅にお邪魔して設定するということは憚られるので、この場合はリモートでインストールしております。リモート接続前に動作中のアプリケーションは終了し、またデスクトップにはなるべくプライバシーに関わるファイルを置かないでください。



Posted By Tanaka(tanaka@dangonet.co.jp)

更新日時 : 2021年01月08日 | この記事へのリンク : 




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